スマホは2年、頑張っても4年程度で機種変更をするのが常です。
ではパソコンは?特にこだわりが無いのであれば、ちょっとお手入れするだけでスマホの倍以上の期間は使い続ける事が出来ます。
今回は、その根拠についてご説明致しましょう・・・
パソコンは、手入れしなくても3~5年使える
せっかく何万もかけて購入したパソコン、すぐ壊れては困りますね。
モノの寿命は様々ですが、パソコンの場合は特に意識しなくとも、基本3~5年使えます。
たとえば10万円で買って5年使うと、本体にかかるコストは年間2万円ですね。
同じ10万円でもスマホだと、5年間使い続ける人ってなかなか居ないと思います。
そう考えると、パソコンの使用はそこまで高コストでも無いのでは、なんて思いませんか?
でも、正直使えるならもっと長く使いたいですよね。
なぜパソコンの寿命はこれくらいになるのか、それには理由があります。
HDDやSSDとよばれる「記憶装置」の寿命が大体3~5年なのです。つまり、
パソコンの寿命 ≒ HDD/SSDの寿命
という事がいえます。
そしてHDDやSSDは、ほとんどのパソコンで交換することが出来ます。
よってHDD/SSDの交換というちょっとしたお手入れをしてあげる事で、同じパソコンをもう3~5年長く使うことができるのです。
パソコンはHDD/SSDを交換することで10年使える
先ほど
パソコンの寿命 ≒ HDD/SSDの寿命
なんて言いましたが、もちろんパソコンが壊れる原因は他にも様々あります。大体発生しやすい順に並べると、
- HDD/SSDの物理的な故障
- HDD/SSDのデータ破損
- 電源装置の故障
- 基板の故障
こんな感じでしょうか?その他にも、落雷の直撃などによる突発的な故障もあります。
パソコンを限界まで活用するなら、基板が壊れた辺りが新しいパソコンとの交換時期になってきます。
ですが、本体は意外と丈夫なモノも多いです。時が経つと様々な所で要求性能も上がってきますので、使いやすさも含めて考えると、同じパソコンを使い続けるのは10年前後が限界だと思います。
ネットを見るだけ・データを保管するだけなど、ちょっとした使い方だけなら5万円のパソコンでも十分です。
もし5万円のパソコンを10年もの間使い続けたら?
機器の交換代を入れても年間6~7千円でパソコンを使えるのです。
ここまですれば、明らかにパソコンの方がスマホよりお得ですね!
しかし、時間が経てば経つほど大切なデータも増えていきます。そんな中で、大切なデータの保管所であるHDDやSSDは真っ先に壊れてしまいます。
パソコンを早め早めに買い替えるにせよ、1台を長く使い続けるにせよ、ここで重要になってくるのはデータのバックアップです。
日頃のバックアップが重要!突然死は決して避けられない
バックアップを取る、という事は選択肢を増やす事にもつながります。
もし大切な写真や動画など、思い出を残しておこうと思っても、記憶装置が壊れてしまってはおしまいです。
最悪、高いお金を払って専門業者に復旧を頼むなんて馬鹿げた事になりかねません。
そこで他のHDDやSSDにバックアップがあれば?もしパソコンのHDDやSSDが壊れても、
・HDD/SSDを交換して、今のパソコンにデータを戻そう
・新しいパソコンを買ってデータも移そう
など、じっくりと次の行動を考える事ができます。
パソコンを買う時に、+1万円で外付けのHDDを買っておくだけで安心が得られるのです。
スマホのバックアップをパソコンに保管しているなら、スマホのデータは二重でバックアップされます。
3か所にデータがあれば、何がいつ壊れてもデータは必ず残りますね!
このように二重、三重のバックアップを簡単にできるのもパソコンの魅力の1つです。
バックアップの方法については、こちらの記事でまとめています。宜しければご覧下さい。
大切なデータが手元にある内に、意外と長持ちであるパソコンをぜひ準備しましょう。
スマホだけでは、何かあった時ちょっと怖いですよ。