中古パソコンをおすすめ出来ない3つの理由
パソコンは、一度「中古」とつくと極端に安くなる事が多々あります。
気にしない方にとって中古はとてもお得ですが、ある程度の知識を持っていないと、場合によっては安物買いの銭失いになりかねないのです!
せっかく買ったのに、後で問題が起きて頭を悩ませるのは嫌なものです。
そうならないために、ここでは「中古だとマズい!」と考えてしまう代表的な例を3つ挙げてみました。
1.寿命が読めない
パソコンの中で、真っ先に壊れるのはだいたいHDDやSSDです。
中古の中には、HDD/SSDの使用時間が長いものも数多くあります。
HDD/SSDにはにはS.M.A.R.Tという自己診断装置がついており、専用のソフト(CrystalDiskInfoなどが有名です、フリーソフト)や機能を使って使用時間などを調べることができます。
この機能で調べると、短くとも何千時間か既に使用されている場合がほとんどです。
私は中古パソコンを買った場合、必ずHDD/SSDを新品に取り換えてから使いますが、普通は付いてきたものをそのまま使うと思います。
そうすると、既に何千時間か使われている分、故障する確率はもちろん上昇します。
ですが保証は中古パソコンショップの短期保証だけであったりすると、結局は新品を買うのとトータルのコストは大して変わらなくなってしまいます。
だったら最初から新品買おうよ、って話になりますね。
なおOS無しのパソコン買ってクリーンインストールしてしまうなど、あくまでパーツとして中古パソコンを活用する場合は例外です。
第2~4世代のcore i7付きパソコンなんかアホみたいに安い価格でもゴロゴロありますから、この場合は逆に中古パソコンが有効な選択肢の1つとなります。
2.保証が有って無いようなものである
1.でも軽く触れましたが、3か月など保証が短いショップもけっこうあります。
また、あくまで「ショップの」保証ですので実際アテになるかも微妙です。(ショップには失礼ですが)
不測の事態を考えるなら、新品が間違いありません。
3.Windowsのライセンス状態が不明
例えメーカー製の中古パソコンでも、届くまでその中身は確かめようがありません。
OEMのライセンスでインストールされておらず、ボリュームライセンスでインストールされている、なんて事もあるかもしれません。
実際の使用にはどちらでも大した影響は無いのですが、新品と構成が全く違うという点には不安を覚える方もいると思います。
中古パソコン=自力でどうにか出来る人なら超お買い得
結局、中古で済ませたいと思うのなら、中古でも問題ないと思えるほどの知識を付けましょうという事になります。
新品との価格差は、知識を付けるための勉強時間への対価である。とでも考えて頂ければ宜しいのではないでしょうか。
「それでも、中古の方が安いんでしょ?」なんてケチな貴方のために、最悪これなら中古でもいい!というパソコンがありますのでご紹介しておきます。
「MARプログラム」の再生パソコンなら安心
MARプログラムの再生パソコンとは、簡潔に説明すると「新品のWindows入り」中古パソコンです。
OSが無くなってしまった中古のパソコンに代わりの正規ライセンスを新しく付与する事で「ハードは中古、ソフトは新品」なパソコンを売りますよってのがMARプログラムです。
どのくらいの性能か、また今後の実用に耐えうるのかなど検討すべき点は他にもいろいろありますが、中古パソコンを買うなら最低限「MARプログラム」の再生パソコンから選びましょう!
数多くのショップでMARパソコンが販売されていますが、特にこちらのショップがおすすめです→ショップインバース
パソコンの詳細なスペックを明記している点と、ヤマダ電機のグループ会社であるという点からショップインバースは特におすすめできるショップです。
ちなみに筆者はジャンク品をこのショップから買いました。理由は↓で。
玄人なら「ジャンクPCにクリーンインストール」がコスパ最強、但しドライバ配布の有無くらいは確認を
ジャンクにも様々な種類がありますが、特に狙い目なのはOS無しのパソコンです。そのままでは使い道が無いため、投げ売りされてる事も多いです。
もし自宅に余らせているライセンスがあるなら、ジャンクPCに使ってしまいましょう!
注意点として、実際に購入する前に「買う予定のパソコンにドライバの配布はあるのか」確認をしておきましょう。
例として、東芝はドライバを(日本のページでは)一切ダウンロード出来なかったりと、ちょっとしたトラップが仕掛けてある場合がたまにあります。
新品のパソコンでも、価格の安いものは多く登場しています。
目先の利益に囚われず、将来的にも活用するために「パソコン買うなら基本は新品」と覚えておきましょう!