1つ1つはちょっとした事でも、何度も同じ事を繰り返すのは大変です。
例えば100個のファイルを削除する時、1つずつ右クリック→削除なんてしていたらとんでもない時間が経ってしまいますよね?
しかし、ショートカットキーを活用すれば、このような煩わしい処理も一回の操作だけで済ませる事ができるようになるのです!
そもそもショートカットキーとは?
ショートカットキーとは、日頃よく行うであろう様々な操作をワンタッチで行えるように、Windowsによって用意されているショートカット操作の事です。
2つ無いし3つのキーを同時に押す、またはとあるキーを押しながらマウスで操作をする事で任意の動作を実行する事ができます。
さまざまなショートカットキーが用意されていますので、以下では目的別に便利と思われるショートカットキーをまとめました。
ファイル操作で活用できるショットカットキー一覧
エクスプローラーでファイルをいじる時に覚えておくと便利なショートカットキーの一覧です。
・Alt + P
ファイルのプレビューを表示/非表示を切り替えられます。
画像ファイルの確認などが手早く行えます。
・Alt + Enter
ファイル、フォルダのプロパティを表示します。
・Ctrl + A
すべての項目を選択します。
・Ctrl + C
選択している項目をクリップボードにコピーします。
このショートカットキーでファイル、フォルダ、テキストなど、あらゆる内容をコピーできます。
・Ctrl + X
選択している項目を切り取ります。
・Ctrl + V
クリップボードの中身を貼り付けます。
※Ctrl + Cは「コピー」、Ctrl + Xは「移動」に使います。
・Ctrl + クリック
Ctrlを押しながらクリックした項目のみを選択、または選択解除する事が出来ます。
複数のファイルからいくつかを同時に選択したい場合は、何も選択していない状態からCtrlを押し続けながら選択したい項目のみをクリックしていく事で、同時に複数のファイルを選択できます。
逆にいくつかのファイルだけを選択したくない場合は、Ctrl + Aですべて選択した後に、Ctrlを押し続けながら選択を解除したい項目のみをクリックしていく事で、選んだファイルだけを選択から外す事ができます。
・Shift + クリック
一番上の項目からShiftを押しながらクリックした項目まですべて選択、または既に選択している項目からShiftを押しながらクリックした項目まですべて選択できます。
・Shift + Delete
選択している項目を完全に削除できます。(=選択している項目に対して「ゴミ箱を空にする」と同じ動作を直接行う)
ゴミ箱に移動したい時はDeleteのみを、完全に削除したい時はShift + Deleteを使うことで削除の手間を減らせます。
普段の操作で活用できるショートカットキー一覧
いくつかのアプリ・ソフトを同時に起動している時や、ウィンドウを最大化している時に使うと便利なショートカットキーの一覧です。
・Win(Winowsマークが書いてあるキー)
スタートメニューの表示/非表示を切り替えられます。
・Win + D
デスクトップの表示/非表示を切り替えられます。
・Win + E
エクスプローラーを起動できます。
・Win + R
ファイル名を指定して実行できます。
・Win + S
パソコン上のアプリ/ソフト、フォルダ/ファイル、ウェブを同時に検索できます。(Cortanaで検索)
・Win + 数字キー
タスクバー(下のアイコン)に登録されているアプリ/ソフトを起動できます。既に起動している場合は表示/非表示の切り替えができます。
タスクバー左から数字キーの1、2、~ とそれぞれ対応しています。
・Win + Tab
起動中のアプリ/ソフトを一覧で表示します。
矢印キー(↑、↓、←、→)で最前面に表示したいものを選択できます。
・Win + 矢印キー
ウィンドウを対応した方向に寄せる事ができます。
複数のウィンドウがある場合、上下左右で1画面に最大4つまで同時に分割表示できます。
・Alt + F4
選択しているソフト/アプリを終了できます。
2枚以上のモニタを使用している場合に活用できるショートカットキー
デュアルディスプレイなど、複数枚のモニタを使用している場合に便利なショートカットキーがあります。
・Win + Shift + 矢印キー
アクティブなウィンドウを、指定した方向にある別のモニタに移動できます。
マウスでいちいち移動させるのはかなり面倒ですので、これだけでも覚えておくと使い心地が格段に向上します。
ここまで紹介したものは、あくまでショートカットキーです。無理に全て使いこなす必要はありません。
ですが、必要に応じて活用する事が出来ればスムーズな操作ができる事は間違いありません。
よく使う機能のショートカットキーがあれば、それだけでも覚えておくことで作業の効率化を図りましょう!